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私が季節の変わり目にこだわるわけ

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無条件に愛された その記憶が私を作っている

おはようございます。
昨日は、夕方藍ちゃんを連れてお出かけをする予定をしていましたがあいにくの雨。
ダーリンと葉山のユニオンに夕食の買い物をして帰宅しました。
まあ こんな日もありますが、藍ちゃんは犬の時とは違い
ぶちぶち文句を言って私を困らせます。
意外と自己主張が強く お出かけ好き。
キャリーケースを私が準備し始めると全身を揺らして
「おでかけしよう しよう」ってアピールをします。
メキシコ原産の鳥なので冬は、暖かい日しか外出はしないようにはしております。

今日は亡き母の命日。
早いものでもう20年と言う歳月が過ぎました。
大寒の寒い日。朝からシンシンと雪が降り積もり、連絡が取れないのがおかしいと
訪ねて行ったらこたつで眠るようになくなっていました。
享年75歳。
健康寿命を全うした亡骸は、悲壮感はみじんもなく
「さちこさん 先に行くわねえ」と言わんばかりの穏やかさ。
私が最初に母の亡骸にかけた言葉は、
「ママ お疲れ様だったねエ」でした。

母は、2月3日 節分生まれ。
亡くなった1月20日は、大寒。
私は秋分生まれですから 季節の移ろいとなぜだか関係性が深いなあって

そんなことを考える機会が多く 気が付いたら二十四節季を意識する暮らしが当たり前になっていました。

私にとって 両親は、無条件に私を愛してくれたかけがえのない二人。
ハイリスク ノーリターン。
親孝行など微塵もせず ただただ気まぐれに生きていた私。

何でも自分で考えて決めなさいと
どんな決断も意見は言うが私が決めたことを
親と言う権限を行使して反対することは一切ありませんでした。

その上でたった1人の娘に依存をすることもなく自立して
最後まで母親と言う威厳を持ち、私を支えてくれました。

私は、今生では子供を持てませんでした。
でも私の両親のように子供に期待も依存もせず 淡々と見守ることができたかどうか?
条件やご褒美のにんじんをぶら下げて子供を支配してしまうのではないか?
そんな親になりそうだから 今生は子供を神様が授けてくれなかったのではと
今では理解しています。

75歳の旅立ちは、娘としてはもう少しと欲張りますが、
誇り高い母のことを考えると老いて私に世話になることを良しとしなかったのでしょう。
最後まで私の扶養家族にはならず 自立して暮らしておりましたから

人は必ず老います。
母の生き方を振り返ると 老いると言うことは孤独と向き合うことでもあるのではと思います。
老いを受け入れて 人として自立して生きる覚悟。そこには孤独を引き受ける強さと逞しさが必要であることを
子供のいない私に無言で教えてくれたのではと今となっては納得をしております。

母が生きていたら95歳。どんなおばあちゃんだったのかなあ?って想像さえできません。
でも母の生き様は、少なくとも私がこれから重ねていく老いへのガイドになってくれていることだけは
確かなことだと思っております。

今日は、開業当時からのお付き合いのある美容室のYさんとみなとみらいマダムのK様。
このお2人がそろってご予約と言う日は、なかなかなく
これも母の意気な計らいなのではと受け止めております。

皆様にとって今日も素敵な1日になりますように心よりお祈り申し上げます。
海辺のセラピストは今日も上機嫌!
パームツリー越しに寒そうな冬の空を眺めながら愛を込めて!

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by madamumarine | 2025-01-20 07:22 | 季節のお話 | Trackback

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by 海辺のセラピスト
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