桜を愛でるだけでなく食して五感を活性化
2022年 03月 22日
桜仕事の教材はこんな感じ
芳香蒸留水やアロベラで春の迷い肌用化粧水
非加熱の海藻由来の乳化剤使用のミルクローション
葛粉を使ったアンチセルライトジェルなど
レシピは、受講生のみに提供
準備を含めると2週間ほどですが、二十四節季アロマ養生塾の春分~穀雨のレシピがリアル&オンライン両方終了しました。
リアルレッスンでは、受講生にも手伝っていただき、米粉の種類によって水の吸収率が違うので2種類作って感想をお聞きし、それを反映させてオンラインの受講生のレシピが出来上がりました。
今回 熊本産の米粉を使用。これがいつも私が使っているのと種類が違ったので試作した時にちょっと硬く膨らまなかったのでこれが心配で・・・・・・。
リアルのレッスンで行ったことを踏まえながらオンライン用にレジメの微調整をするのが定例。
オンラインの場合 私が横でご指導することが出来ませんし、今回は、それぞれの蒸し器の環境が違うので時間にしてもレシピ通りにならないこともあります。
でもどうせならおいしく出来上がってほしかったので 全員の桜の蒸しパンが出来るまでドキドキでございました。
米粉で蒸しパンを作るとものすごくもっちりするんです。
その中に桜あんを加えたり、桜の葉っぱを敷いたり、色々なアレンジも加えて楽しんでいただきました。
都内では桜の開花宣言が発令された日。
春本番で自然の陽気がこれからグングンアップするスタートの日にみんなで桜を食す時間が持てたことをとてもうれしく思っております。
受講生の中には一人暮らしのキャリア女子もいらっしゃいます。
とかく一人だと手間暇をかけるのが億劫になりがち。
私とてダーリンとの二人暮らし。仕事が忙しい時は何だか食事がいい加減になったりします。
だからこそ 季節を感じる手仕事をこうしてお教室でさせていただくことで私もとても幸せな時間を持つことが出来るのです。
桜は、日本人にとって魂の深いところに咲いている花。
ソウルフラワー。
その桜を愛でるだけでなく食することもできるのはとても幸せなことです。
そして今回 3月11日に解禁になった釜揚げしらすを使った桜のおにぎりを作ろうともう一つ手仕事を増やしました。
しかし 残念フレッシュな釜揚げしらすは、不漁につきゲットできませんでした。
そのため 冷凍を解凍したものを使用。
それでも今冷凍技術が進んでいるのでフレッシュと遜色ない出来上がりになりほっとしております。
桜の香りって花を愛でただけではあまりしないのが残念。
それをこうして蒸しパンにしたり おにぎりにしたりして色々楽しんでみるのも素敵でしょ?
桜の花の塩漬けは、塩抜きをするのに水につけるのですが、その水がピンク色になり、ほのかに桜の香りがする塩水になります。
これもおにぎりのお塩代わりに使ったり、私は米オイルと千鳥酢でドレッシングを作っていただきました。
暦の手仕事が目立つのですが、香りの手仕事もかなりマニアックにトライをしております。新しい基材を試したり、芳香蒸留水をブレンドしたり、季節の移ろいごとに微妙に変化するお肌や体に合わせた手作り化粧品も特徴です。
レシピは、プロの方ほど賛否両論のご意見があると思いますので受講生のみに提供しております。
今日は、オフ。どこか出かけたいところでもありますが、あいにくの雨。
これは、おうちでゆっくりしなさいと言うメッセージ。
4月の自分で作るおくすり箱のレジメの概要を作ってしまおうと思っております。
テーマは、
初夏から梅雨の心を癒すバラのお薬にしました。
エディブルローズ(食用バラ)をフルーツ&鎌倉野菜と一緒に食したり、レッド&ピンクローズのドライでリキュール ビネガー コーディアルを作ります。
アロマテラピーのクラフトでは、ローズウォーターをメインにボディーウォーターやフレグランス スキンケアキャンドルなど心を香りで華やかにしてくれるものを作ります。
おくすり箱は、クラフトが多いのですが、今回は、心を傷つける食事のことについて学ぶ時間をしっかり設けて盛りだくさんな内容にしております。
皆様にとって今日も素敵な1日になりますように心よりお祈り申し上げます。
海辺のセラピストは今日も上機嫌!
パームツリー越しに冬に逆戻りの寒空を眺めながら愛を込めて!
by madamumarine
| 2022-03-22 09:41
| 二十四節季アロマ養生塾
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